【英会話初心者必見】フレーズから学びたい人向けの英会話本5選
「留学したい」「海外で仕事がしたい」と考えたときに、まず参考書や問題集など本を使って英会話学習を始める方が多いのではないでしょうか。
しかし英会話本は何百冊とあり、自分に合った一冊を選ぶのに時間がかかってしまいますよね。
文法や単語といった基礎を一から学んでいくのももちろん良いですが、より実践を意識した学習をしたい場合は英会話の頻出フレーズから学んでいくのもおすすめです。
本記事では英会話の頻出フレーズを収録しているおすすめ本だけでなく、実際に「明日から使える英会話フレーズ」も紹介します。本記事を読めば、実際に使えるフレーズを知ることの重要さも感じられるはずです。
目次
英会話初心者向けに特化したフレーズ集
それでは英会話初心者向けにフレーズを多く収録した英会話本を紹介していきます。こちらで紹介する本は、英語学習を挫折せず続けていけるようイラスト入りなど楽しく学べる工夫のある本ばかりです。
『自分ツッコミくまと 朝から夜までひとこと英語表現500』
LINEスタンプとして大人気な「自分ツッコミくま」の可愛いイラストと一緒に、日常で使える英会話フレーズを学べる本です。
自分ツッコミくまが、朝から夜まで1日を過ごす流れを英会話フレーズで辿っていくような内容になっています。そのフレーズもシンプルで短く、覚えやすいのが特徴です。日・英の無料音声DL付きなので、通学・通勤中に聞いて学習することもできます。
amazonで見る『ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100』
NHKラジオの英会話講師スティーブ・ソレイシィ先生の著作です。2000年に出版された本ですが、今でもAmazon検索上位の人気を誇っています。
「もっと簡単な英語で話そう」をポリシーに収録されているフレーズは、シンプルかつ応用範囲の広いものばかりです。基本フレーズ100に加え、発展フレーズも収録されているので、ステップアップして学習していきましょう。
CD付きなので、こちらも通学・通勤のお供におすすめです。
amazonで見る『英語は一日一言覚えれば話せます―これでダメなら英語はあきらめてください。』
東京・麻布十番で英会話教室を運営しているイムラン・スィディキ先生の著書です。イムラン先生はYoutubeで英会話チャンネルを運営しており、わかりやすい講義には定評があります。
こちらの本の特徴は、ネイティブが使う英語フレーズを一日一言ずつ覚えるよう、Q&Aのクイズ形式で365日分教えてくれるところ。Youtubeのイムラン先生の動画を見てみて講義スタイルが気に入ったら、購入してみるのもいいでしょう。
口コミでは「簡単そうで意外と難しい」というコメントが寄せられているので、ある程度英語の基礎がある人も力試しとして楽しめる内容です。
amazonで見る イムラン先生のYoutubeチャンネルはこちら『Hapa英会話 ネイティブ感覚で話す英語フレーズ』
登録者45万人を超える大人気Youtubeチャンネル「Hapa英会話」を運営するジュン・セニサック先生の著書です。
「ネイティブ感覚」と謳っているように、日本語に直訳できないような微妙なニュアンスの英語フレーズを日本人がつまづくポイントをおさえて解説してくれます。淡々とフレーズを学んでいくというより、英語と日本語の違いを認識して「考えずとも話せる英語脳」を作りたいという方におすすめです。
Youtubeで解説されているフレーズも含まれているので、動画と合わせて読み進めていくのもいいでしょう。
amazonで見る ジュン先生のYoutubeチャンネルはこちら『ネイティブ英会話フレーズ集3240』
3240個ものフレーズが収録されているボリューム満点の本です。
「とにかくたくさんの英会話フレーズに触れたい」という方におすすめできます。また、「覚える」というより辞書のように使っていきたい方にもぴったりです。
amazonで見る自分で本を選ぶ際におさえておくべきコツ
おすすめ本を紹介してきましたが、本屋さんにいって「自分で気に入ったものを選びたい」という方もいるでしょう。そこで、英会話フレーズ本を選ぶ際におさえておきたいポイントを解説しておきます。
繰り返し学べるか
初心者のうちはテスト形式のものは避けて、楽しく繰り返し学べるものを選ぶのがおすすめです。
テスト形式の本は繰り返していくうちに、英語表現ではなく問題の答えを覚えてしまうことがあります。勉強していくうちにいつの間にか目的が「英語表現を使えるようになること」ではなく、「問題に正解すること」になってしまう可能性もあるでしょう。
音声が付いているか
CDでもダウンロード形式でも、音声がついているものを選ぶのがおすすめです。
フレーズを覚えると書くことはできるようになりますが、実際に会話で使えるかは別問題。ネイティブに通じるように発音しなくてはいけません。
通じる発音を習得するには耳で覚える必要がありますから、音声付きのものを買いましょう。
自分の学習可能時間と合っているか
本を選ぶときは、自分がそれを使ってどのようなときに勉強するのかイメージしながら選んでみるといいでしょう。
しっかり机に向かってまとまった時間勉強しようと思っている方もいれば、通勤・通学、待ち合わせ前などのスキマ時間で勉強しようと思っている方もいるでしょう。
あまりまとまった時間を確保できない人が講義形式の本を買ってしまうと、一講義を何回かに分けて読むことになり、効率的ではありません。
あなたはどんなときに英語を勉強しようと思っていますか。
例えばどんなものがあるの?明日から使える英会話フレーズ
最後に、明日から使える英会話フレーズをご紹介します。
質問したいとき
質問をしたいときに使えるフレーズを紹介します。会話は基本的に質問と返答の繰り返しなので、質問フレーズは重要です。
Does it make sense?
「わかりましたか?」という意味です。“Do you understand?”は若干上から目線な言い方なので、“Does it make sense?”の方が自然です。
Are you serious?
「本当に?」という意味です。「マジなの?」というフランクなニュアンスでも使われますが、「本気なの?」というニュアンスでも使われます。
What do you call this?
「これなんと言いますか?」という意味です。最後に“in English”を入れれば「これ英語でなんと言いますか?」という意味になるので、英語初心者の方は覚えておくことをおすすめします。
相づちをうつ
相手の話に対して相づちを打つなど、リアクションしたいときに使うフレーズをみていきましょう。
That makes sense.
「なるほど」という意味です。相手の話を聞いて「そういうことか」と納得したり、疑問が解けたりしたときに使われます。
Exactly!
「その通り!」という意味です。“exactly”は「厳密に、正確に」という意味の形容詞ですが、単体で使うと異なります。
Oh dear…
「あら、まぁ…」という意味です。「驚いた時」「上手くいかない時」「心配する時」に使われます。アメリカ英語でも使われますが、特にイギリス英語で頻出の表現です。
挨拶するとき
たとえば“How are you?”(調子はどう?)と聞かれたとき、“I’m fine. Thank you.”と返す会話を学校で習いますよね。もう少し挨拶でバリエーションを持たせられるフレーズを紹介します。
I’m good.
「元気だよ」という意味です。“I’m fine.”は「普通に元気」というややネガティブなニュアンスなので、ネイティブが“How are you?”などの返答によく使います。
Nice seeing you.
「会えて良かったよ」という意味です。会ったその瞬間は“Nice to see you.”、会って会話している途中は“It is nice seeing you.”が使われ、“Nice seeing you.”は別れ際に使います。
How’s it going?
「最近どう?」という意味で、“How are you?”よりフレンドリーな表現です。“It’s going good.”というように質問の形に合わせて返答します。
フレーズを身に付けたら、使ってみよう
フレーズを身に付けたら実際に使ってみましょう。
英語で話せる環境を作るためには、英会話サークルに参加する、マッチングアプリを利用するなどの方法があります。それぞれメリット・デメリットがありますので、下記を参考にしながら自分に合った方法を探してみていただければ幸いです。
まとめ
基礎を固めてからフレーズを学習するのも良いですが、「習うより慣れろ」とも言います。フレーズからのスタートは、とにかく基本中の基本でいいから英会話がある程度できるようになりたい、と考えている人におすすめです。
フレーズから学ぶときは「テキストと音声を併用した繰り返しのフレーズ学習→英語話者がいる環境での実践」という流れにするといいでしょう。自分にぴったりな本や環境に巡り合うことを願っています。
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