Kindleでの英語学習について【メリットやおすすめのテキストを紹介!】
英語学習において、Kindleを使って進めていこうと考えている人もいるのではないでしょうか。
Kindleには、本とは違ったスマートさや便利さがあるのは確かです。そこで、今回は、Kindleでの英語学習に焦点を当てて解説をしていきます。
この記事を読むことでKindleについてよくわかり、実際に使って学習したくなるでしょう。3分程度で読めますので、目を通してみてください。
目次
そもそもKindleって何?
Kindleは、簡単に言えば、Amazonが展開しているさまざまな電子書籍サービスの総称
そのサービスには、主に電子書籍を読む専用のリーダー、電子書籍そのもの、電子書籍を再生する専用アプリがあります。それぞれ詳しくご紹介しましょう。
電子書籍を読む専用のリーダー
Kindleと聞いたときに、思い浮かべることが多いのが電子書籍専用のリーダーではないでしょうか。
電子書籍リーダーは読書のことだけを考えた電子機器で、wi-fiに接続し電子書籍をダウンロードします。スマートフォンやタブレットと違い、月額通信費はかかりません。
また、読書するものとして作られており、目に優しく充電も長持ちするよう設計されています。
現在販売されているkindleは4種類です。以下の表にまとめました。
商品名 | 価格 | ネットワーク接続 | 容量 | 防水 |
Kindle | 8,980円〜 | Wi-Fi | 4GB | ナシ |
Kindle Paperwhite | 13,980円〜 | Wi-Fi+無料4G | 8GB / 32GB | アリ |
Kindle Oasis | 29,980円〜 | Wi-Fi+無料4G | 8GB / 32GB | アリ |
KindleのリーダーとiPadの違い
Kindleに似たものとしてiPadがあります。形も似ていますし、読者の方の中には「何が違うのか?」と思っている方もいるのではないでしょうか。
これらの違いは主にふたつで、ひとつはインクです。Kindleの場合は「E Ink(電子インク)」を使用していて、紙の書籍を読んでいるのと同様の感覚で読めるようにしています。 もうひとつは、端末が発する光にも違いです。「Kindle」は間接光を使っているため、目に負担をかけずに読むことができます。
電子書籍
Amazonで本の購入画面を見ると、「単行本」と「Kindle版」の2種類がありますよね。電子書籍リーダーで読めるのは「Kindle版」だけです。
購入方法は一般書籍と同じ容量で電子書籍のサイトから購入することができます。電子書籍リーダーからは、端末の購入につながるリンクボタンから購入します。
また、電子書籍に関する本を販売しているところは複数ありますが、種類の多さでいえば圧倒的にKindleが多いと考えていいでしょう。自分の欲しい本を見つけやすいのが、Kindle本の魅力です。
アプリ
Kindleには、iPadやスマホで読めるアプリもあります。電子書籍リーダーを持ち歩く必要がないので電子機器を増やしたくない方にはうってつけです。アプリさえダウンロードすれば、お使いのスマホで書籍を購入・ダウンロード・読書がアプリ内で完結します。
アプリの価格は無料。有料書籍をダウンロードしなければお金がかかることはありません。
App Storeで見る Google Playで見るKindleを使った学習のメリット・デメリット
上記で示したように、Kindleは英語学習を進めていく上でとてもいいサービスです。うまく活用することで、さらに英語力をアップできるでしょう。
以下、どのようなメリットがあるのかまとめてみました。また、合わせてデメリットもご紹介しているので、失敗しないための術としてご参考ください。
メリット
最初にメリットについてです。紙の本とは違ったよさが多くあります。
かさばらない
まず、かさばらない点があげられるでしょう。
英語を勉強するときは、リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングを鍛えるために、それぞれに特化した本が必要です。
しかし、紙の本をたくさん購入すると、物理的に大変なボリュームになります。その点、Kindleなら薄い端末ひとつで済むので、部屋のスペースに限りがあるなどのときに便利です。
持ち運びしやすい
学習者の方の中には、「自宅で勉強し続けるのが苦手……」「たまにはカフェや図書館に行って勉強したい」という方もいるのではないでしょうか。また、通勤時間を活用したいという方もいるでしょう。
紙の本の場合、想像以上に重いですから、たくさん運ぶことは難しいもの。仮に1冊だったとしても、分厚い書籍だと、持ち運ぶのが億劫になるときもありますよね。
しかし、Kindleなら機器だけを持ち歩けば済みますし、またその機器自体もそれほど重くはありません。どこでも手軽に学習できるのは、Kindleを使う利点のひとつです。
価格が安い
Kindleの本は、紙の本よりも100〜200円程度、価格が安く設定されているのも特徴です。
先程もお話したように、英語学習ではさまざまな本が必要になります。少しでも安い金額で購入することができればお財布にも優しいでしょう。
また、Kindle本の価格は、本当はさらに安くできるとも言われています。紙の本との金額のバランスをはかるために、現在の値段設定にしているという情報もあるとか。もしかしたら、今後はもっと低価格になるかもしれません。
デメリット
Kindleにはメリットが多いですが、もちろんデメリットもいくつかあります。主なものを一緒に見ていきましょう。
見たいページを開きにくい
Kindleは、紙の本と違って、ページ間を行ったり来たりするのが難しいことがあります。
アプリを例に取ると、ページ移動の操作は、ページ下あるボタンを引っ張りながら行います。直感的な操作でわかりやすいのですが、細かいページ調整ができないので、なかなか自分の読みたいページにいかないことがあるのです。
もちろん慣れもあるでしょうが、それまでは学習効率が落ちてしまう可能性があります。
集中力が保ちにくい
これは、特にiPadやスマホでKindleを読む場合にありがちなケースです。気がついたら人と連絡をしていたり、全然関係のないネットニュースを見たりして時間が過ぎていた……という話はよくあります。また、せっかく集中していても、人からの連絡やニュースの通知など入ってきて、それで学習意欲が削がれるケースもあります。
誘惑に勝てないかもしれないと思う場合は、端末に通知が来ないようにあらかじめ設定するか、紙の本にすることをおすすめします。
Kindleを使った具体的な学習方法
せっかくKindleを使うのであれば、機能を十分に生かしていきたいですよね。学習効率を高めれば、より英語力を上げることができるようになります。
では、どのように学習を進めればいいのでしょうか。以下に挙げてみました。
辞書機能を活用
Kindleで学習するときは、辞書機能を積極的に活用しましょう。
Kindleには、わからない単語を選んだときにすぐに単語の意味を表示してくれる機能があります。重い辞書で調べたり単語帳をなどを見返したりする必要がないため、スムーズに学習を進めていけます。
単語を中心に覚える
単語を覚えるときに、単語帳を作る人も多いでしょう。しかし、どの単語を選ぶのかというのは悩むところではないでしょうか。自分の知っている単語ばかりを選んでしまえば意味はないですし、時間のムダになってしまいますよね。
Kindleには、自分が過去に調べた単語を自動的に残しておいてくれます。これにより、自分が知らなかった単語をピックアップして学習していくことが可能です。何度も復習することで確実に英語力を上げることができるでしょう。
また、覚えた英単語は「取得済み」リストに入れることもできます。「取得済み」の単語が増えてくれば(覚えていない単語の数が減ってくれば)、少しずつ自分がレベルアップしていることがわかるので、モチベーションアップにもつながるでしょう。
読み上げ機能を使う
Kindleには読み上げ機能があり、それを活用すればリスニングやスピーキングを鍛えることができます。
具体的には、「読むスピードを細かく調整できるので、最初は英文をゆっくり読み上げてもらい、慣れてきたらリアルなスピードに近づける」「音を聞くだけではなく、音に重ねて発音する」などです。
Kindleで読めるおすすめのテキスト
最後に、Kindleで購入できるおすすめの英語テキストをふたつご紹介します。
不思議の国のアリス
言わずと知れた児童文学書です。有名な作品のため、すでにストーリーを知っている方もいるかもしれません。独特な世界観やちょっとした言葉遊びがあり、大人から子供まで楽しめる本となっています。
英語の本は初めて読む方にとってはレベルが高いため、多くの方が知っている作品や、日本語版で読んだことのある作品を選ぶのが大切です。
amazonで見る究極の英会話(上)究極の英会話シリーズ
クイックレスポンスという、スピーキングの方法を取り入れた書籍です。
本で勉強する内容は「リーディング」が中心だと思われがち。しかしこの本を用いれば、英語で必要な話す力を鍛えられます。
英語学習においてスピーキングを身につけることはとても重要ですし、何より英語の楽しさを知るきっかけになります。英語に必要なスキルを、楽しみながら身につけられるのが、この書籍の何よりのメリットです。
amazonで見るまとめ
Kindleでの英語学習はメリットがたくさんあります。うまく活用すれば、英語力を格段に上げることができるでしょう。ぜひ、今回の記事を参考にしつつKindleを使った勉強を検討してみてはいかがでしょうか。